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  ここでは、症状別に代表的な腰痛の解説を行います。  
MRI写真やレントゲン写真を使用し、実際の患者さんの症例を  
挙げながらわかりやすく解説していきます。  
 


 
 

手術をしないでヘルニアが治る!

 
 

ヘルニアの手術をしたという方の話を良く聞きます。

 
 

ようやく良くなったと喜んでおられる姿は本当に素晴らしいことです。

 

しかし、どういう訳かせっかく治ったのにまた再発してしまった

 
という話も良く聞きます。  
それは何故でしょうか? 手術をする前は誰しもとても悩むはずです。
    結果的に再発してしまうとは・・・  
    私はほとんどの腰痛の原因は骨盤にあると考えます。  
    この骨盤性理論を元に、手術をせずに快癒した患者さんの症例
    MRIフィルムを使いご説明したいと思います。  

 
     
 
■ 腰椎椎間板ヘルニア 症例1
42歳 女性 診断:腰椎椎間板ヘルニア  
       
 
   
1年前より左坐骨神経痛、運動時疼痛の増強。
MRIにて腰椎椎間板ヘルニアを、L5/S1(印)の椎間板に認める。
骨盤単純X-Pにて骨盤のアライメントの異常とそれに伴う腰椎の構築異常を認める。  
腰椎椎間板ヘルニア
来院前約8ヶ月の時期に牽引と内服治療で改善せず手術を勧められる。
MRIにて腰椎椎間板ヘルニアを、骨盤単純X-Pにて骨盤のアライメントの異常とそれに伴う腰椎の構築異常を認め、本人に発症のメカニズムを説明。週2回の通院による骨盤変形徒手整復法と自宅のゴムバンド運動療法を指導  
 
 
 
6ヶ月後、腰椎椎間板ヘルニアの消失と右坐骨神経痛の緩解をみる。
   
     
 
■ 腰椎椎間板ヘルニア 症例2
31歳 女性 診断:腰椎椎間板ヘルニア  
   


 
 
   
1年前より左坐骨神経痛、運動時疼痛の増強。
MRIにて腰椎椎間板ヘルニアを、L4/L5(印)の椎間板に認める。
    骨盤単純X-Pにて骨盤のアライメントの異常とそれに伴う腰椎の構築異常を認める。  
腰椎椎間板ヘルニア
来院前約8ヶ月の時期に牽引と内服治療で改善せず手術を勧められる。
MRIにて腰椎椎間板ヘルニアを、骨盤単純X-Pにて骨盤のアライメントの異常を認め、本人に発症メカニズムを説明。週2回の通院による骨盤変形徒手整復法ならびに自宅でのゴムバンド運動療法を指導する。  
 
 
5ヶ月後、腰椎椎間板ヘルニアの消失と左坐骨神経痛の緩解をみる。
     
 
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ぎっくり(急性腰症)
   
    ギックリ腰(急性腰痛発作)は、ちょっとした動作がきっかけで、瞬間的に激しい痛みに襲われることから、「魔女の一撃」ともいわれています。  
     
  重いものを持ち上げたり、腰をひねった拍子にギクッとくることが多く、また日常のなんでもない動作、たとえば、洗面で腰をかがめたとき、トイレか ら立ち上がったときなどに起こることも少なくありません。
この急性の痛みは、今までは腰椎椎間関節の捻挫と考えられていて、腰椎の関節を包んでいる袋(関節包)や、靭帯や、筋肉が損傷を受けた場合、または腰椎 の椎体と椎体の間にある、椎間板の繊維輪が切れてしまった場合などに起こるといわれています。
 
   
しかし私は、こうした原因だけでないと考えています。若年性(主に十代)の場合は骨盤にある仙腸関節の機能異常を伴った仙座骨捻挫が原因であり、むしろ腰椎捻挫よりこちらの頻度が高いのではないかと考えています。二十才代以降のギックリ腰(急性腰痛発作)は後で述べる椎間板(変性)症による椎間板の繊維輪の断裂が原因であり、骨盤のアライメントの異常が腰椎椎間板内圧の上昇の誘因になっていることが多く、根本原因はやはり仙腸関節の機能異常と思えます。
どちらのギックリ腰の場合も、通常は安静にしていれば数日間で痛みが軽くなりますが、この時ゴムバンドを骨盤の周りに巻いて安静にしているとより効果的です。痛みが軽くなったら、ゴムバンド体操をすると、治りが早くなることを実感されるでしょう。
 
   
 
 
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腰痛症(慢性腰痛症)
   
   

腰痛の半分以上を占めるのが、この腰痛症です。あいまいで、つかみどころがないのが大きな特徴で、レントゲン検査をしてもこれといった原因がつかめず、痛みがいつ始まったのか、患者さん自身も 自覚していないことが多いのです。他の病名をつけようがなく、治りにくくて、慢性化しやすいのが特徴です。しかし、MRI検査を行うとほとんど椎間板変性症が認められます。このような腰痛はほとんどMRI検査を行わないため実体が分からなかったと思われます。椎間板変性症のところでご説明しましょう。

 
 

 

 
     
 
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■ 座骨神経痛
   
    座骨神経痛は本来症状名であり、診断名ではありません。
例えば腹痛があった場合、腹痛は症状名で、その診断は例えば大腸炎ということになります。座骨神経痛は一般に主に片側の臀部痛や下肢痛、いわゆる足の痛みで筋肉痛とは違ったいわゆる神経的な痛みとして感じられます。 一般的に座骨神経痛の原因は、腰椎椎間板ヘルニアによる座骨神経の神経根の圧迫によるものとされていて、確かに多くの腰椎椎間板ヘルニアが座骨神経痛を発症させていることは事実だと思います。
 
     
  しかし、MRI検査等においても、腰椎椎間板ヘルニアやその他に座骨神経根を障害するものがまったく認められず、座骨神経痛を 発症しているケ−スも多々あることも事実です。例えば、産後性の座骨神経痛などはその代表例といっていいでしょう。私は、このような座骨神経痛の起こるメカニズムを骨盤のアライメントの異常によるものと考え、臨床的に研究してきました。  
     
  その結果現在、仙座骨捻挫による梨状筋下孔の座骨神経障害(梨状筋症候群)と腰椎椎間板変性症による下殿神経障害によるものが多いことが分かりました。どちらの場合も、骨盤のアライメント異常がベースにありますから、CMK療法が最も有効で改善が顕著に認められす。  
   
また、腰椎椎間板ヘルニアもその原因が骨盤のアライメント異常がベースにあるならば手術しないで前例のように治すことが可能です。  
 
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腰椎椎間板(変性)症
   
 
腰椎椎間板症は、腰椎椎間板変性症とも呼ばれています。椎間板とは腰椎という骨と骨の間にあるクッションの役割を果たすもので、 中心にある水分を含んだ髄核と弾力性のある線維輪からなる、例えるならお菓子のグミのようなものだと思ってください。この椎間板の内圧が上昇すると、椎間板が変性します。MRI検査のT2条件だと黒く移るため水分が減少し、弾力性が落ちて、椎間板が脱水変性し、椎間板最外殻層にある求心性交感神経神経受容体に障害が波及し、体制神経系の上殿神経、下殿神経の痛みを引き起こすのです。  
     
  さて、引き金となる椎間板内圧の上昇ですが、私の考え方は、骨盤のアライメントの異常による腰椎の構築異常によって、ある椎間板に体重が集中した結果だと考えています。したがって、骨盤のアライメントを治すことが腰椎椎間板症の根本的な治療と考えているわけです。この状態で腹筋・背筋運動を行うと椎間板内圧が急激に上昇することになりますので、腹筋・背筋運動は厳禁です。この状態で腹筋・背筋運動を行って椎間板ヘルニアになった症例を数多くみていますので、安易な腰痛体操は行わないでください  
     
   
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変形性脊椎症
   
 
変形性脊椎症とは、老化による脊椎や椎間板の病的な変化が原因で、 腰痛を起こすものです。腰は長い間酷使されているうちに、椎骨の角がささくれ立って、小さなトゲができたり、椎間板が体の重みで押しつぶされた状態にったりします。そして、それによって周囲の組織は障害を受け、また腰椎の動きは悪くなって、上体の安定が難しくなり、このため筋肉が負担を強い られて、腰痛の症状が起こると考えられています。  
     
  しかし、レントゲン写真の上ではっきりした腰椎の変化が見られるにもかかわらず、腰椎をねじったり、曲げたりする運動との関連痛 が少ないのが特徴です。このような変形性脊椎症による腰痛も、骨盤の歪みが関与していることが充分考えられますので、「変形してしまったのだからもう治らない」とあきらめてしまうことはないと考えています。  
     
 
 
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■ 脊柱管狭窄症
   
 
脊髄の入っている脊柱管が狭くなり脊髄神経や神経根を圧迫して、腰痛、下肢の痺れや痛み、それに伴なう間欠性は行などの歩行困難が起こる病気です。先天的なものと、変形性脊椎症、脊椎分離・すべり症、脊椎内腫瘍、脊柱管内膜の肥厚が原因となって生じるものがあります。  
     
  腰椎をねじったり、曲げたりする運動との関連性は少なく、狭窄を起こしている腰椎と、症状との関連がはっきりしないことが多いのです。脊椎内腫瘍がなく、強い狭窄がないならば、骨盤のアライメントでも同様の症状が起こることがありますから骨盤をもう一度見直してから、保存的治療で症状の改善をはかることを考えてもよいと思います。  
     
 
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膝関節症
   
 

中年を過ぎると、膝の痛みを訴える人が多くなります。原因は膝関節の老化や、 使い過ぎによる膝関節の負担の増加、リウマチによる膝関節障害などで、その結果膝関節に 水がたまったり、症状が進むと変形なども起こって痛むのです。

 
 

 

 
  膝関節リウマチの場合は、専門の治療が必要ですが、他の場合については、下肢は骨盤から出ていることから、 私は、仙腸関節の機能異常による骨盤のアライメント異常が、膝関節に負担を与え、 痛みなどの症状が出るものと考えていますので、まず、骨盤のアライメント異常を改善させると症状が軽減することが多くみられます。  
     
 
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腰椎分離・すべり症
   
 

腰椎分離・すべり症とは、脊椎の椎弓が上関節突起と下関節突起の間で分離して、脊椎が前方にずれてしまったものです。

 
 

分離していても必ずしも腰痛があるわけでわなく、また「偽性すべり症」といって、分離がないのに脊椎がすべっている 場合もあります。

 
     
  症状は慢性腰痛症とほぼ同じですが、やはりずれてしまった椎間板の変性が関係していると思われますので、CMK療法で症状の改善が著名に認められます  
   
   
   
   
 
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■ 側彎症
   
 

側彎症は、背骨・脊椎が曲がってしまうと側彎症と診断されますが、 多くの場合小学校頃に学校の検査で見つかることが多いのです。側彎症の原因は、成長期に背骨の両側の筋肉がアンバランスに 発育するため、多かれ少なかれ誰でも軽い側彎症は起こります。

 
   
 

しかし、その後の家や学校での運動によって側彎症は自然と治ってきます。それらの筋肉が均等に発達するからです。しかしながら、背骨の土台である骨盤が変化していると、この成長期に側彎症は増長され、15歳、あるいは二十歳くらいになると大きな背骨の曲がりを発症します。これについてはコルセットなどの治療がありますが、あまり効果は期待できまないのが現状です。

 
   
  当クリニックでは側彎症は骨盤の歪みを伴っていて、また側彎症は脊椎の捻れが 必ず認められることから骨盤の歪みを治しながら脊椎の捻れを戻す運動法を取り入れて、効果を上げています。側彎症は特に若い女性に多いので、体型などの点からなるべく 早く側彎症を見つけ、治療をなさった方が宜しいと思います。もし、側彎症と診断された方は痛みが無くても早めに治療をされることをお勧めします  
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骨粗鬆症
   
   

骨の老化現象により、骨のカルシウム量(骨量)が病的に少なくなって起るが骨粗鬆症です。骨に鬆(す)が入ったように小さなたくさんの穴があいてもろい状態になり、ちょっと転んだ程度で骨折したり、椎骨がつぶれて圧迫骨折を起こしたりし ます。年をとって運動量が減ったり、カルシウムの摂取量や吸収量が落ちてくると起こる症状で、高齢化社会を迎えた現在、最も関心を持たれている病 気の一つです。

 
 

 

 
  圧迫骨折や変形性変化があっても、腰痛の直接的原因の場合は少なく骨盤性腰痛を合併していることが多いことから、CMK療法で症状の軽減や緩和が充分期待できます  
 
 
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変形性股関節症
   
 

股関節症は、股関節の脱臼や変形、股関節にかかる負担によって痛みが起こります。股関節は骨盤に大腿の骨頭がはまり込んでいます。股関節の痛みは、大腿骨骨頭の受け皿である骨盤側が、仙腸関節の機能異常の ために構造的に変化して、股関節の機能異常をもたらした結果、起こると考えられます。脱臼や変形がない場合、ゴムバンド健康法は症状の軽減や緩和に効果的です。

 

 

 
脱臼や変形がある場合は、脱臼や変形が元に戻り、正常な股関節になることは無理ですが、軽度の場合は、症状の軽減に効果が期待できるので試されるとよいでしょう。  
   
   
   
   
   
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